別にあんたへ聞いちゃねーさ

「あれ?今日って、ブックオフ行くんだっけ?」どうかなぁ、つーか行く日って何?「自分は必ず毎週訪れるから、それがいつかなぁって」

あー初耳、当然知らぬわ!「別にあんたへ聞いちゃねーさ。凍牌が読みたくてね」えっ何それ?

「ヤンチャン読んでねーの?裏レート麻雀闘牌録よ」へー、わりぃがどっちも興味の対象外さ。漫画自体、数年間ご無沙汰中。

「つまらねー男。漫画も知らず、少年は何が楽しいのさ?加えて、ギャンブルも大嫌いだっけ?」勿論、絶対嫌だ。堅実且つ真面目に生きるつもり。

「でも面白いよ。別にゲームやらずとも楽しめ、スリル味わえれば満足かと」また誘惑かよ!姉貴が毎度毎度、面白いやつ貸す所為で、勉強がまったく出来ねーぜ!

蛇?蛇か!楽園を追放する気?「ちょ、逆ギレ?それ自制心欠ける、自分が原因。ちったぁ学び、勉強せい」

「これで学習すれば、多少は世間が如何に厳しく、甘ったれはくたばれと、理解出来るから」